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オンライン講座も実施 医療レポートNo.42 罹患率第一位の「前立腺がん」 取材協力/東名厚木病院
近年急増する「前立腺がん」は、男性のがん罹患率で第一位となっている。加齢とともに罹患率も高くなり、60代から急増すると言われている。
県がん診療連携指定病院の東名厚木病院・泌尿器科の藤城貴教科長に前立腺がんの話を聞いた。
「前立腺がんは非常に進行の遅いがん。症状が出る頃には進行が進んでいるということになりますので、定期的な検診による早期発見が重要となります」と藤城医師。進行が遅く、5年生存率は96%以上と全がんの中でも最も高いが、家族歴のある方はより積極的な検診が必要だという。
同院では、一定の条件を満たす特にリスクの低い場合は、放射線治療を中心に、経過観察で過剰な治療を防ぐPSA監視療法を行っており、藤城医師は「不安を取り除けるよう、懇切丁寧に説明しています」と話す。
オンラインがんサロン
同院では、前立腺がんについて学ぶ医療講座「オンラインがんサロン」を3月11日(土)に開催する。参加無料。事前申込制50人。
当日は藤城医師による前立腺がんの基礎知識をはじめ、同院の放射線治療について放射線治療センター長の山下巌医師から話が聞ける。
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