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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.03.10

清掃活動で地域と絆
広沢寺の岩場を守る会

  • 清掃活動で地域と絆 (写真1)

  • 当日の清掃で集められた大量のゴミ

    当日の清掃で集められた大量のゴミ

 厚木市七沢にある広沢寺の岩場で3月5日、広沢寺の岩場を守る会(安村淳代表)を中心にボランティアによる清掃活動が行われた。

 同寺周辺の岩場は「滑岩(なめりいわ)」とも呼ばれ、首都圏有数のロッククライミングの名所として愛好家が多く訪れる。しかし、以前は路上駐車やゴミ捨てなどから、岩登りが禁止になる寸前になった。そこで、2001年に愛好家の有志が集い、禁止を避けるために地元と協議を行い、同会を設立。当時、地域でゴミの違法投棄が課題となっていたこともあり、各地の山岳協会や関連団体に声をかけ、定期的な清掃活動をスタートさせた。

 その後、徐々に参加者が増えていき、毎年の清掃活動には100人以上が参加するようになった。さらに、竹林の整備や登山道の補修、地元の子どもへのクライミング体験など活動の幅も広がっていった。

 新型コロナウイルスの影響で3年間中止が続き、3月5日は久しぶりの清掃活動となった。神奈川県内だけでなく、東京都や静岡県などからもボランティアが駆けつけ約120人が参加した。

 参加者は3グループに分かれ、岩場周辺や林道などのゴミを拾った。空缶やペットボトルなどの小さなものから、自転車やタイヤ、自動車の部品などもあり、全体で軽トラック6台分のゴミが集まった。

 愛好家たちの地道な活動が実を結び、地域との信頼関係が築かれ、清掃終了後には地元の人から豚汁が振舞われた。

 同会の安村代表は「私たちは岩場を使わせてもらっているということを忘れず、気持ち良く使わせていただけるように、これからも地元の皆様と信頼を深めていけたら」と話す。

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