交通死亡事故ゼロ 安心・安全なまちづくり 活動報告 自転車ヘルメットの普及に全力! 厚木市議会議員 田口たかお
進まぬ大人への普及
道路交通法の改正により、4月1日から全ての自転車利用者にヘルメット着用が努力義務化されました。まもなく一か月が経過しますが、自転車通学の高校生をはじめ、多くの大人にヘルメットが普及していません。
子どもはすでに習慣化
児童・幼児の努力義務化から15年が経過。本市小学生の着用率は8割超えと定着してきました。
私は、平成20年に本市がセーフコミュニティ(SC)を開始した時から活動に深く関わり、交通指導員、PTA、教育委員、市議会議員とそれぞれの場から、様々な機会でヘルメット着用推進を発信し続けています。
致死率2・2倍
自転車乗用中の交通死亡事故では約6割の方が頭部に致命傷を負っています。ヘルメット未着用の致死率は、着用に比べて約2・2倍というデータも出ています。
過失割合にも影響か
努力義務に罰則規定はありませんが、法律の専門家は、ヘルメットの未着用は道路交通法上の努力義務違反になり、賠償金の支払いに関わる過失割合に変化が生じる可能性を指摘しています。
「無償配布」を提案
厚木市はSCの一環で他の自治体に先駆けてヘルメットの購入費助成に取り組み、昨年度には助成対象を全世代へと拡大し、着用を呼びかけていますが、普及への道のりは依然として厳しく、SC認証都市として思い切った施策が必要です。
私は「安全講習会の受講」「常時着用」を条件に、高校生や高齢者を対象に「無償配布」することを提案したいと思います。これまでも、これからも議会の中から交通安全を訴えてまいります。
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5月10日