厚木市の滴月庵茶道教室主催の観世流武田兄弟による「能の語らいと実演」が7月30日、アミューあつぎの和室で開催された。
当日は、二部構成で第一部は「武田兄弟によるお能の初歩的なお話し」「世阿弥の言葉」があり、仕舞三番、能面・装束展示と説明が、休憩を挟んで第二部は仕舞「玉之段」の詳細な説明・所作体験の後、「船弁慶キリ」の実演を解説とともに行った。
同教室の大竹鶴仙氏は、「能と茶道の歴史は共通することが多くあります。中国から伝わり日本で発達・進化を遂げ文化として大成しました。現代では文化の伝承の方法は変革せざるを得ません。日本国民全体や海外の方にも広く知っていただきたく、その機会の一端として体験型ワークショップを開催しています」と話す。
当日は、山口貴裕厚木市長も参加。他の参加者と同様に、厳かな雰囲気の中、仕舞や解説に真剣に見入り、聴き入っていた。
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