公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会4支部(相模南、相模北、県央東、県央支部)合同講演会が2月1日に相模女子大学グリーンホールで開催され、野球評論家の工藤公康氏の講演に1200人が集まった。
工藤氏は愛知県の愛工大名電高での甲子園出場を経て、投手として1981年にドラフト6位で西武に入団。以降29年にわたりマウンドに立ち、西武・ダイエー・巨人で通算11回もの日本一に貢献した。引退後は福岡ソフトバンクホークスの監督を7年間務め、5回の日本一に導いている。
講演では「わたしの野球人生―未来をひらく勇気―」をテーマに、「才能があっても努力をしなければ得るものはない。自分で考え、導き出した答えに一歩を踏み出す勇気が大切」と語り、自分を信じて一生懸命に取り組むことの大切さを参加者に訴えた。相模南支部の松元定示支部長は「こうした集合形式の講演は6年ぶり。今日のお話が、皆様のこれからの人生の一助となれば」と語った。県央支部には厚木市・愛川町・清川村の事業者が加盟している。
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