ポスターなどが飾られた常設コーナー
厚木出身の音楽グループ「いきものがかり」を地域で応援する拠点がこのほど、本厚木駅南口に誕生した。
場所は先月９日にオープンしたＣＤ・楽器ショップ、「じょいふるミュージック厚木」（旭町１の８の６パストラルビル１階）内。同店の代表取締役、町田良男さんは、一番街の（株）タハラでレコード部門の店長を務めていたものの、今年１月の閉店を受け退職。タハラの役割と思いを継承しようと、地域密着型の新たな店舗を立ち上げた。
タハラは、いきものがかりがインディーズ時代からＣＤを販売していた店。ファンの間では「いきもの博物館」として親しまれてきた。新たな拠点には、常設コーナーとして前の店で飾られていたポスターや写真、直筆コメントなどを展示。インディーズ版１stアルバムを含めメジャーデビュー後のＣＤすべてが店頭に並び、購入することもできる。
同店はいきものがかりを輩出したライブハウス、サンダースネイクの正面に立地。ファンの間ではアーティストの縁の地を巡る「いきもの観光」が行われていることから、新たな名所としても話題を集めている。
町田さんは「音楽で厚木のまちを盛り上げていきたい。いきものがかりに続くアーティストの活動もサポートできれば」と話した。
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