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夢を追って映画作り 荻野地区の各小中学校が制作 あす上映会

公開:2012年11月16日

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荻野中の生徒有志と増山PTA会長
荻野中の生徒有志と増山PTA会長

 荻野中学校(坪内智子校長)の生徒有志5人が制作した短編映像作品が、あす11月17日に同校体育館で行われる「夢追い2012 チャレンジ・ザ・ムービーinおぎの」で上映される。

 この「夢追い」は、荻野中学校と、同校の学区内にある小学校3校(荻野小、上荻野小、鳶尾小)の各PTAで構成される「荻野中学校区PTA連絡協議会」が毎年行っている地域交流のイベント。

 これまでは子ども向け映画の上映会を行ってきたが、9回目となる今回はそれに加え、各校ごとに短編映画を自主制作することになった。短編映画には近隣の神奈川工科大学の映画研究部も参加する。

 小学校3校はそれぞれPTAの役員らが中心となり、学校紹介の作品を制作。荻野中は生徒たちに映画制作を任せることにした。

 全校生徒を対象に募集した結果、最終的に5人の有志が制作に参加した。メンバーは、監督・脚本・声優の川島寧々さん(3年)、演出・生徒役の鶴田紗菜さん(2年)、ナレーションの高澤悠さん(2年)、原作・主人公役のティンカー・クリスティーン・シャロンさん(1年)、カメラマンの坂碧人くん(1年)。

 作品のタイトルは『桃田一郎の救え!映画部』。ある中学校を舞台に、廃部寸前の映画部が過去からやってきたという謎の人物・桃田一郎の力を借り、映画コンクールに挑戦する、という5分程度のショートストーリーだ。

 7月から製作準備を始め、夏休み中に校内や荻野川、荻野神社など学校周辺で撮影を行った。メンバーが5人と少人数のため、大半が役職を兼務。ナレーションを担当した高澤さんは「急に生徒役をやることもありました。いきなりなので演技が大変だった」と話す。他にもたまたま撮影場所に来た生徒たちが飛び入り出演したり、随所にアドリブを取り入れたりと、少人数ながらの柔軟性で準備を進めてきた。

 生徒たちの世話人を務めたのが、イベントの実行委員長でもある同校PTA会長の増山光次郎さん。動画編集など裏方の仕事を引き受ける傍ら、生徒たちにもアドバイスを送ってきた。「せっかくならば自分たちで作るものがほしいと思い、映画制作を企画しました。中学生活のいい経験になれば」と期待を寄せる。

 当日はまず9時30分から各校の短編映画上映会が行われる。その後、第2部ではアニメーション映画『おまえうまそうだな』が上映される。来場自由。問合せは荻野中学校【電話】046・241・1710へ。
 

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