厚木JC OB有志で青パト隊 まちづくり経験生かし防犯活動
厚木青年会議所(厚木JC)のOBらで結成された防犯パトロール隊「ブルーライン」(松野久代表・12人)。日本財団の補助とJCのOBを中心とした企業の協賛で導入した青色回転灯装備のパトロールカー(青パト)が完成し、1月28日に厚木合同庁舎で出発式を行った。専用車両を得たことで、活動の幅を広げる考えだ。
設立は2011年10月。厚木JCのまちづくり委員長経験者らが、今までの経験を生かして、地域に貢献できる活動をしたいと思ったことがきっかけ。夜間に青パトをあまり見かけないこと、また松野代表が消防団員として夜間パトロールをした際、空き巣の被害が減った実績から防犯活動をすることにした。隊の名称には青色回転灯の「ブルー」、地域の安全・安心を願う会員の結束、そしてその意識を多くの人に繋ぐ「ライン」を作りたいという想いが込められている。
同隊は厚木警察署管内交通安全協会や厚木警察署協議会などをアドバイザーとして迎え、各団体と連携している。専門的な知識を取り入れて、地域の現状にあった事業展開がねらいだ。現在、青パト登録をした自家用車で月に2回ほど、夜間巡回を実施。特に自治会員の高齢化など、パトロールが難しい地域を重点的にまわっている。またフェイスブックやブログを使って厚木市、愛川町、清川村の犯罪情報や隊の活動報告も発信している。
松野代表は「今日は新たな出発だと思っている。より良いまち、明るいまち、住みやすいまちを目指したい」と決意を新たにしている。
次の目標は”志民(しみん)パトロール隊”の立ち上げ。PTAや防犯活動を行っている大学生などと連携し、犯罪防止を志す「太く・長いライン」づくりに力を注ぐ。
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