神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

荻野地区 団地の中に支援拠点 包括センター移転で便利に

社会

公開:2013年3月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
新センターのイメージ
新センターのイメージ

 荻野地域包括支援センター(下荻野2117の2・高齢者生活支援施設けいわ荘内)が、4月1日(月)から鳶尾団地併設の商店街「パティオとびお」の中に移転する。新センターには喫茶スペースなども置かれる予定だ。

 地域包括支援センターとは、主に介護・福祉・健康・医療の分野について、地域に暮らす高齢者を支える施設。ケアマネージャーや保健師、社会福祉士らが置かれ、地域の高齢者からの相談に乗っている。

 厚木市では8つある地域包括支援センターの運営を社会福祉法人などに委託。その多くは委託先の施設に併設されている。

 荻野地区(上荻野、まつかげ台、みはる野、中荻野、下荻野、鳶尾)のセンターは(社福)敬和会が運営。他のセンター同様、同会の高齢者生活支援施設「けいわ荘」内にあった。

 しかし同施設は鳶尾やみはる野などの住宅街からは離れており、利用者が直接訪れるのには向いていなかった。同センターでも職員による巡回訪問を主な業務としており、地元の民生委員や自治会、老人クラブなどからも「住宅街に集えるような施設がほしい」との要望が上がっていた。

 鳶尾団地内に移転する新センターは、床面積が60・34平方メートル。商店街の空き店舗を利用して設置される。生活相談窓口などの従来業務に加え、市内初の試みとして、喫茶スペースのある談話室を用意する。

 敬和会の原利之副施設長は「高齢者が気軽に集える場所として活用できれば」と話す。高齢化が進む鳶尾団地で、同センターには暮らしの潤滑油的な役割が期待される。
 

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

生物多様性の回復へ

厚木市

生物多様性の回復へ

自然再興へ県内初宣言

5月3日

地域とつながる新施設

神奈川工科大学

地域とつながる新施設

KAIT TOWN竣工

5月3日

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook