相模川河川敷の「バラ園」の開園式が6月8日、旭町3丁目スポーツ広場(多目的広場)で行われた。
このバラ園は、小田急線から見える市内・相模川の眺望や景観を向上させ、魅力ある街づくりを実現するために、2009年度から12年度にかけてバラの苗木を植栽し整備してきたもの。相模川景観づくり推進会と県央経営者会(大泉政治会長)が主催し、同推進会、河川管理者の神奈川県と厚木市が整備した。
4月に市民から公募した名称は、88点の中から旭町在住の上野作枝さん(70)の「相模川ローズガーデン」に決まった。「名前を聞いたら場所が分かるような名称が良いと思ったので地名が大事だと思い名付けました」と思いを語る上野さん。
開園式は、小林常良厚木市長や県議ら約500人が参加。黒岩祐治神奈川県知事の祝辞も読み上げられた。地域住民は園内を散策しバラの観賞を楽しんでいた。大泉会長は、「多くの方に愛されているバラ。3〜5年後は今以上に咲いて、バラの香りでいっぱいになっているはずです。バラ園が県民、市民の方の憩いの場になればと思います」と挨拶すると、会場からは大きな拍手が起こっていた。
王子在住の山崎チヨさん(70)は、「友達と一緒に来ました。ベンチもあって素晴らしいですね」と笑顔で話した。
3000平方メートルのバラ園は、約55種類、1270本のバラのほか、アメジストセージやユリオプスデージーなどの宿根草も植栽されている。また、同広場を起点にあゆみ橋までの約370mにプランターを整備した。バラは、毎年5月中旬に最盛期を迎える。
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