下荻野の神奈川工科大学（小宮一三学長）で学園祭期間中の11月９日（土）、ドキュメンタリー映画『逃げ遅れる人々―東日本大震災と障害者』の上映会と被災者を招いたパネルディスカッションが行われる。
この催しは障害者や高齢者といった援助を必要とする人々が災害時にどういった状況に直面するのかを知ってもらい、その理解を深めることを目的に企画された。同大学ロボット・メカトロニクス学科小川研究室（小川喜道教授）とあつぎ「福祉の広場」実行委員会が共催。
映画は飯田基晴監督の作品で、福島県を中心に東日本大震災で被災した障害者とその関係者の証言をまとめたドキュメンタリー。上映後、車椅子使用者として被災した小野和佳さん（福島県）、震災時に高齢者の援助を経験した古川貞治さん（岩手県）が現状を報告する。また、２人と小川教授が「震災における障害者支援のあり方」をテーマにディスカッションする。
時間は午後１時半から４時で、参加無料。問合せは、同研究室【電話】０４６・２９１・３１５３へ。
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