NPO法人日本わらべうた協会(田村洋子理事長)が制作したDVDが、このほど(公社)映像文化製作者連盟が主催する「映文連アワード2013」で優秀企画賞を受賞した。国立新美術館講堂で12月6日に表彰式が行われ、11日には日仏会館で公開上映された。
「映文連アワード」は、短編映像業界の活性化を図り、次世代の新しい才能を発掘することが目的で、07年に創設された映像祭。今年度は、156作品の中から、29本が優秀作品として選ばれた。
受賞したDVDは、「みんなで、遊ぼう、自然遊びとわらべうた 光や風と遊び、土や水と遊ぶ」。子どもたちが自然の中で影ふみや凧揚げ、水切り、山くずしなどの昔ながらの自然遊びを体験する様子を描き、10編のわらべうたを交えて紹介している。七沢森林公園や、三川合流点などが撮影の舞台になり、厚木舞台アカデミーに出演した子どもを中心に市内在住の6人が出演した。子どもが自然の中で遊べる環境がこれからも続いていってほしいという願いを込めた。DVDは12年度子どもゆめ基金の助成金を受け、同協会が企画し、(株)桜映画社が11分の短編作品にまとめた。
作品を通して田村理事長は「子どもにとっては、遊ばないといけない時期がある。わらべうたは、自然の遊びや生活の中で口ずさんでできたものが多い。理想は子どもがのびのびと遊べる社会。遊びを伝承していってほしい」と話した。
DVDは250枚制作し、希望者には実費で頒布する。問合せは、同協会【電話】046・223・6317(田村理事長)へ。
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