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県警第二交機新隊長 ZOOM UP いつも胸に県民を守る心

社会

公開:2014年4月11日

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「世のため、人のために働けることがやりがい」と福田隊長
「世のため、人のために働けることがやりがい」と福田隊長

 厚木市酒井の神奈川県警察第二交通機動隊長に、福田明警視(59歳)が3月19日付で就任した。新隊長の素顔にせまる。

  *   *   *

 ▽”交通のプロ”が揃う同隊。交通事故発生ゼロを目指して交通指導や取締り、事故処理などを行っている。隊員数は本隊と相模原市、茅ヶ崎市、小田原市の分駐所に所属する約130人。4月15日まで、「春の全国交通安全運動」を実施中。「交通事故は一瞬の気のゆるみで大切なものが失われてしまう。自分を大切にした行動を呼びかけたい」と、真剣な表情で話す。

 ▽秋田県出身。高校生のときに出会った”駐在さん”の影響で警察官を志した。「神奈川県警から出向で地元に戻ってきた人で、刑事時代の話などを聞いた。やりがいがある仕事だと思った」と目を輝かせる。また警察官の仕事は天職という言葉も印象に残った。憧れの人が過ごした神奈川県で同じ仕事をしたいと強く感じたという。

 ▽警察官となってからは、主に警備を担当。今でも鮮明に思い出されるのは、1978年に発生した「成田空港管制塔占拠事件」。機動隊の一員として第一線に立っていた。ほぼ不休での警備。当時は装備も十分ではない上、大盾をベッド代わりにしたこともあったのだとか。今年は定年を控えた警察人生の集大成。「分野は違っても、県民の安全・安心を守る原点は変わらない。常に心がけて活動したい」とうなずく。

 ▽趣味は散策。休みの日は健康づくりも兼ねて、神社や仏閣などを探訪している。「厚木市は歴史がある。飯山や七沢なども、ぜひ巡りたい」と声を弾ませる。一男三女で孫は3人。今春、一番上の孫娘が小学校へ入学した。「つい入学式の朝、交通事故に気を付けるんだよ、横断歩道を渡るんだよと、電話してしまった」と、かわいいからこそ心配な様子。優しいおじいちゃんの顔をのぞかせた。座右の銘は、福沢諭吉の『世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つ事』。

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