働きざかりの眼を検診 40歳・45歳が対象
予防医療を推進する厚木市は、6月23日(月)から「成人眼科健康診査」を始める。対象となるのは、市内在住の今年度40歳、45歳になる計7633人の市民(2013年10月1日現在)。この事業は県内で初めて。
眼は万が一失明すると、働く機会や生活の場を失うなど極めて経済的な損失が大きい。そこで、市は健康診査によって緑内障をはじめとする代表的な眼科疾患を早期に発見、早期治療につなげ、同時に他の病気を見つける目的で実施することになった。受診者には、病気を発症しやすいといわれる中高年以降の40歳と45歳の節目の人を限定した。緑内障などは、自覚症状がないまま病状が進行していくケースが多いという。
検診内容は、視力検査、眼底検査、細隙灯顕微鏡検査、眼圧検査など。受診料(自己負担額)は2300円。実施期間は、来年1月31日まで。眼科健康診査は、今年度から継続的に行われる予定。
実施に当たっては、厚木医師会が協力し、医療機関の取りまとめを行った。市内9と愛川町1の10の医療機関で実施される。同会からも眼科検診の必要性が言われていた。期間中の目標受診者数は382人。予算は、272万2000円。
管轄する市健康づくり課は、「白内障など眼の病気は、早く見つけて早く治すことで失明のリスクを減らしていけます。検診期間が長いため、対象の方は都合の良いときに受診していただければ」と話した。
詳細、問合せは同課【電話】046・225・2201。
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