横内謙介の劇場シアター談義 ―37―
あつぎ舞台アカデミー公演
小学4年生から中学2年生までの子供たちが演技と歌とダンスのレッスンを一年続け、毎年夏休みの終わりに『ドリーム・ドリーム・ドリーム』というオリジナル作品を創り発表しています。その4回目の公演が8月30、31日にあります。
毎年好評で、実力も確実に上がっています。とはいえ、実は今まで公演のチケットが発売と同時に売り切れていて、一般のお客様になかなか見て頂けない状況でした。
今年は実際の舞台をまだご覧になっていない多くの方に、ぜひ見て頂こうということで、公演を1回増やしました。文化会館小ホール3回の本公演です。扉座だって頑張って2回公演がやっとなのに、生意気にも程があるという感じです。しかし代表を務めている私が言うのも何ですが、この舞台は下手なプロの舞台よりも、面白く心に沁みるものです。大人のロボットのような児童劇には絶対にしないというのが指導チームのモットーで、とにかく子供たちの個性と感性がそのまま輝くように仕上げています。アイドルグループのプロモーションビデオでアカデミー生たちを演出して下さった、かの関根勤さんが、こんなスレてない子役がいたのかと驚いていたという話は以前書きましたが、自然で上手いと評判なのです。どうぞ、皆さんの目でその真贋を見極めて下さい。問い合わせは文化会館へ!(【電話】046・225・2588)。
劇作家・横内謙介
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