渋滞解消や新東名高速道路開通後の混雑回避を目的に事業が進められていた、国道129号線戸田交差点の立体化。2013年に本線工事に着工した立体交差工事がついに完成。明日25日(土)、夜10時に開通する。
交通の利便性と安全性を考え、南北にのびる国道129号線が県道22号線の下を通る「アンダーパス」方式が採用された同工事。開通により、信号で停まることなく交差点を通過できるようになり、渋滞緩和が期待される。同区間は片側2車線で距離は500m。歩行者や自転車の往来はできず、車の最高時速は60Kmに設定された。
同事業は、戸田交差点の北側に計画されている新東名高速道路(仮称)厚木南インターチェンジ(18年3月末までに開通予定)と、国道129号線を結ぶ道路の整備にも取り組んでおり、総事業費は約228億円。式典等は、全線開通後に行うとしている。
日中の交通量が多いため、夜間の切り替えとなった今回の開通。周辺の歩道橋には開通を伝える横断幕が掲げられ、道路の路肩には開通の知らせと注意喚起の看板が設置された。厚木土木事務所の担当者は「暗い中での切り替えなので、分岐位置がわかりづらい。利用される方には十分注意して欲しい」と話す。当日は午後8時頃から交通規制を行い、夜10時の開通が安全に実施されるよう準備を進めていく。
※開通は荒天の場合のみ翌26日に延期される。
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