神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市 生活の課題 スマホで通報 12月から運用開始

社会

公開:2017年12月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

 厚木市は、スマートフォンを利用して道路の損傷箇所や不法投棄など身の回りの課題を市に通報する、市民情報提供システム「スマ報」の運用を12月1日から開始した。市情報政策課では「市民からの情報を基に、速やかな対応につなげていきたい」としている。

 同システムは2015年8月から、「写マップあつぎ 外来生物探検隊」として、外来生物を対象に運用してきた。今回は要素を拡充して、外来生物のほかに「道路の損傷箇所」「公園遊具の不具合」「不法投棄」「落書き」の通報に加え、開花や紅葉情報、お気に入りの景観など市民が感じる厚木の魅力を投稿するページも設けた。

 利用するには利用者登録が必要。スマホなどの現在位置を測定するためのシステム(GPS機能)をオンにしてから、現場の写真を撮影し、コメントなどを入力して投稿する。

 市民が送信した情報は、内容ごとに各担当課に届き、課題解決に向け迅速に対応する。緊急の場合は各担当課に電話で情報提供することも可能。

 また、登録すると利用者ごとの専用ページが設けられ、送信履歴や、通報に対する市の対応状況などを確認することができる。同課によると、道路の損傷などすぐに対応できるものから、内容によっては時間がかかるものまであるという。

 「スマ報」のシステム構築費は約120万円。維持管理費は年間約65万円(予定)がかかる。

 利用者登録数は、12月11日時点で約300人。同課の担当者は「まちを良くしていくため、気軽にまちづくりに参加していただけるシステムなので、まずは登録していただければ」と話している。

上記QRコードからアクセスできる
上記QRコードからアクセスできる

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

生物多様性の回復へ

厚木市

生物多様性の回復へ

自然再興へ県内初宣言

5月3日

地域とつながる新施設

神奈川工科大学

地域とつながる新施設

KAIT TOWN竣工

5月3日

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook