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保健センター跡地 大型バス発着所を整備 供用開始は今春予定

政治

公開:2018年1月19日

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大型バス発着所として整備が進む保健センターの跡地。市保健福祉センター(写真右奥)に隣接する
大型バス発着所として整備が進む保健センターの跡地。市保健福祉センター(写真右奥)に隣接する

 厚木市が中町の保健センター跡地に整備している、大型バスの発着所。今年度中に工事が完了し、今春には供用を開始することが分かった。小林常良厚木市長が、1月5日の合同賀詞交換会の場で公表した。

 市都市整備部市街地整備課によると、整備している発着所は旅行業者が主催するバス旅行の大型観光バスが主な対象で、路線バスや高速バスは含まれない。

 本厚木駅周辺には現在、路線バスと高速バス以外の発着所がなく、観光バスは駅南口周辺の路上で、一時停車をして乗降している。2011年に自転車専用レーンを南口周辺に整備した影響などもあり、本厚木駅発着の観光バスツアーが減少。今回、発着所を整備することで、海老名に集中している状況を改善させる狙いがある。

 発着所ができるのは、中町第2─2地区にある市保健福祉センターの北側。中心市街地の公共施設再配置計画に基づき、昨年2月に閉館し、その後解体された市保健センターの跡地で、敷地面積は約1500平方メートル。大型観光バス4台のほか、現在保健福祉センターに停車している検診車3台が同時に駐車しても十分な広さがある。

 同課によると、ツアー会社が支払う発着所の利用料金や、管理委託先などの運用面は、2月末ごろまでに決定する見込み。工事は今年度中に完了し、その後に供用開始となる予定。

 現在、ツアー会社4社と調整をしているところで、5月の大型連休中に企画するバス旅行からは、同発着所を利用してもらいたい考え。当初は平日で3〜4台、休日はそれ以上の観光バスの発着を見込んでいる。

 同課の担当者は「市民の利便性向上や、中心市街地に人が集まることで、にぎわいが高まれば」と期待を寄せている。

 同地区では公共施設再配置計画に基づき、老人福祉センター「寿荘」がすでに解体されているほか、新年度は厚木保育所の解体工事が予定されている。市役所新庁舎の建て替え候補地の一つにもあがっており、今後の再開発事業の成り行きにも注目が集まる。

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