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医療レポートNo.3 「少しの胸の痛みでも受診を」 取材協力／とうめい厚木クリニック
北野義和医師。趣味は音楽鑑賞。高校時代に組んだバンド活動（ハードロック）を今でも続ける。担当はキーボード
県央地域の中核病院として住民に地域医療を提供する、社会医療法人社団三思会（市内船子）。総合外来部門「とうめい厚木クリニック」の循環器科、北野義和医師に話をうかがった。
循環器科は、心臓や血管に関する病気の治療を行う内科。同クリニックでは医師５人体制で患者を診る。心臓や血管の病気は、動脈硬化と深い関係があり、男性で50歳以上、女性で70歳を過ぎると特に注意が必要。近年では食事の欧米化などもあり、30歳代や40歳代でも心筋梗塞になる人もいるという。「血圧に気を付けながら、バランスの良い食生活を送ることが大切です。一日に30分以上のウォーキングで、身体を動かしましょう」
同クリニックでは、予防にも力を入れ、年間４６０件の「日帰りカテーテル検査」を実施。東名厚木病院とも連携し、治療や救急の受け入れも積極的に行っている。
北野医師が外来で大切にしていることは、患者一人ひとりとのコミュニケーション。診察室にジャズを流しながら、リラックスした環境で患者の不安に耳を傾ける。
「少しでも胸の痛みや違和感があれば、気軽に外来を受診してください」
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