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叩きだした3連覇 厚木商業高 珠算電卓部 全国へ

教育

公開:2018年6月15日

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電卓を見ずに叩く、新部長となる山内さん(右)。高速でそろばんを弾く田遠さん(左)。賞状やトロフィーを手にする出場部員(下)
電卓を見ずに叩く、新部長となる山内さん(右)。高速でそろばんを弾く田遠さん(左)。賞状やトロフィーを手にする出場部員(下)

 厚木商業高校の珠算電卓部(五十嵐華月顧問・部員数22人)が、6月3日に藤沢翔陵高校で行われた全国高等学校珠算・電卓競技大会の神奈川県予選の団体・電卓総合部門で優勝し3連覇を成し遂げた。

 問題を解くスピードと正確性を競うこの大会。同校は昨年、一昨年と珠算・電卓の両部門で連覇をしてきた強豪だ。今年は、珠算では個人1位と7位、電卓では1から3、5、6位を同校部員が占め、部門ごとに多くの個人入賞をする活躍を見せた。しかし個人戦出場部員の上位3人の点数で団体戦も競うため、惜しくも珠算の団体戦は2位となった。電卓の団体戦では今年も優勝、3連覇を果たし、全国大会へ駒を進めた。

 全国大会に出場するのは、電卓の団体に中島真叶(まひろ)さん(3年)・大無田(おおむた)洸也さん(同)・高梨瑠奈さん(2年)、珠算の個人に田遠(でんどう)みらいさん(3年)・山口華鈴さん(1年)。

 同部員は「今年こそ全国で初の入賞」を合言葉に、毎日2時間ほど、ストップウォッチを手にそろばんを弾き、電卓を叩く。3年間全国大会に出場し、部長としてけん引してきた田遠さんは「やればやるほど点数として、力になっているのがわかる」と競技の魅力を語る。今大会後から新部長を任される山内琳子さん(2年)は「プレッシャーはあるが、部員みんなで切磋琢磨するのが楽しい」と笑顔で話す。部員に指導をする本多博美教諭は「全国はレベルが高い。いかにスピードをつけるか」と課題を挙げる。

 全国大会は8月1日(水)、東京武道館で行われる。
 

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