神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

県議選 山口氏がトップ当選 佐藤氏、堀江氏も再選

政治

公開:2019年4月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
当選を果たした(右から)山口貴裕氏、佐藤知一氏、堀江則之氏=7日、午後11時15分すぎ
当選を果たした(右から)山口貴裕氏、佐藤知一氏、堀江則之氏=7日、午後11時15分すぎ

 4月7日に投開票された、任期満了に伴う神奈川県議会議員選挙・厚木市選挙区は、山口貴裕氏(46/自民)、佐藤知一氏(49/無所属)、堀江則之氏(75/自民)の3人が当選を果たした。当選者は3期連続で同じ顔ぶれとなった。

 3議席を4人の候補が争った今回の県議選。4年前の前回選挙が無投票だったため、8年ぶりの選挙戦となった。結果は、現職の山口氏が1万8988票を獲得し、トップ当選を果たした。残り2議席は、前職の佐藤氏が1万5347票、現職の堀江氏が1万2170票でそれぞれ当選を決めた。

「子どもの虐待根絶」

 初のトップ当選を果たした山口氏は、選挙戦を振り返り「厚木の新たなまちづくりには国・県・市がひとつにならなければ実現は難しい。”声を力に!夢を力に!”8年にわたって積んできた私の実績を評価していただき、引き続きその役割を担わせてほしいと訴えてきた。多くの皆さんの総力により勝利させてもらい、本当に感謝申し上げたい」と話した。3期目に向けては「若い力でこれから4年間かけて、選挙期間中に訴えてきたことを実現しながら、皆さんに恩返ししていく。特に子どもの虐待根絶、子どもたちの”咲顔(えがお)”を守っていかなければならない。市民の皆さんの協力をいただき、取り組んでいく」と意欲を見せる。

「厳しい選挙だった」

 再選を果たした佐藤氏は、「皆さまと一緒に万歳ができる。感謝とお礼を申し上げたい。今回の統一地方選挙、本当に厳しい選挙だった」と振り返ると、「今日も街中を歩いている中で、多くの人に声を掛けていただけるようになった。まだまだ努力は足りないと思うところもあるが、厚木から3人しか選ばれない議席。それぞれの地域の地方議員と連携をとって頑張りたい。ありがとうございました」と話した。

「先頭に立って取組む」

 9期目に臨む堀江氏は、「厚木の選挙区では初めての9期。高齢者対策、子育て支援などしっかりと地元の課題に取り組みたい。また、どのように財源を確保するか。企業を呼び込み経済のエンジンを回していき、各課題に活用していきたい。神奈川県も人口減少社会に突入する。それをどう食い止めていくか。しっかりと先頭に立って取り組んでいきたい」と話す。

 一方、立憲民主党で新人の望月真実氏は涙を呑んだ。

投票率は県下最低

 厚木市選挙管理委員会によると、今回の厚木市の県議選の投票率は31・62%(男/31・24%、女/32・03%)で県下最低となった。なお、投票者数は5万7512人(男/2万9291人、女/2万8221人)だった。


 

敗戦の弁を述べる望月氏
敗戦の弁を述べる望月氏

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

生物多様性の回復へ

厚木市

生物多様性の回復へ

自然再興へ県内初宣言

5月3日

地域とつながる新施設

神奈川工科大学

地域とつながる新施設

KAIT TOWN竣工

5月3日

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook