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市勢ガイドあつぎのきほん 10年振りに刷新 初となる英語版も作成

文化

公開:2019年4月12日

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イメージで伝え、シンプルで見やすくインパクトのあるデザインを採用。市役所や公民館、観光協会などの公共施設に配架されている
イメージで伝え、シンプルで見やすくインパクトのあるデザインを採用。市役所や公民館、観光協会などの公共施設に配架されている

 厚木市はこのほど、10年ぶりに市勢ガイドを刷新。「くらしとあそびのガイドブック『あつぎのきほん』」と名付け、子育てや企業誘致などの情報を掲載し、市の魅力と基本情報を市民と観光客らに発信する。また今回、東京五輪などのインバウンドを見込み、英語版も合わせて作成した。

 厚木市では、市の魅力や話題の発信を目的に、第一弾となる「あつぎシティセールスガイド&マップ」(A5判)を2009年に作成。これまでに重版を重ね、累計43万5000部を発行してきたが、市民便利帳や観光ガイドなどの市内向けの冊子が充実してきたため、ターゲットを市外向けに絞り、同時に英語版も作成するため、新たな市勢ガイドの作成を計画。観光ガイド的なものから政策イメージを伝える冊子に変更し、半年ほど前から作業を進めてきた。

 このほど完成した『あつぎのきほん』は、A1判を8分の1に折り畳んだA4判。子育てや企業誘致、セーフコミュニティなどの市の取り組み、自然やイベント、公園などが掲載されている。あつぎの魅力くらし編・あそび編には人を載せることで「住んでいる人の声を発信し、共感を得られるような作りにした」と作成にあたった市広報課担当者は話している。

 市の魅力を暮らしと遊びの観点から紹介し、基本的な情報を伝える本として多くの人に活用してほしいという思いが名称に込められている。市民にはまちの魅力の再発見を、遊びに来た人には住みたいと思ってもらうきっかけにしてもらい、相乗効果を生み出す狙い。

インバウンドに活用

 発行部数は日本語版2万5000部に加え、初めての英語版を3000部作成。これはホストタウンとして活動する2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、インバウンドを意識したもの。

 ビジネスで訪れた外国人に英語版を通じて厚木のことを知ってもらい、滞在や観光に役立ててもらおうと市内のソニー、日産、日立、リコー、アンリツの食堂に配架。企業誘致にも活用、観光協会と連携して海外友好都市との交流や市外イベントでも配布していく。

 作成はプロポーザル方式が取られており、委託先は小田急エージェンシー。予算は約400万円。

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