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厚木市依知地区 2支援センター同居開所 地域包括と障がい者相談

社会

公開:2019年7月26日

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入居した旧依知公民館(上)入口を入ると左右に両施設(左)
入居した旧依知公民館(上)入口を入ると左右に両施設(左)

 厚木市の旧依知公民館(関口831の1)に7月1日、依知地域包括支援センターと依知障がい者相談支援センターが開所した。市内初の同居運営で連携を図り、より一層の相談対応の充実に取り組む。

連携した対応に期待

 依知地域包括支援センターと依知障がい者相談支援センターの開所は、空いていた旧依知公民館の利活用として実現。この2支援センターの同居運営は市内では初で、市は、高齢社会の中、連携によりこれまで以上の幅広く充実した対応に期待する。

 地域包括支援センターは、行政から委託を受けた地域の介護、福祉、医療に関する公的な総合相談所。厚木市には現在10カ所ある。このうち依知は社会福祉法人誠々会が同市山際の特別養護老人ホーム内で運営していたが、今回移転となった。

 一方、障がい者相談支援センターも行政から委託を受けた特定非営利活動法人ハートラインあゆみが運営。障がい者やその家族が地域で安心して暮らせるよう、必要に応じた支援を展開。これまで依知地区だけでなく広域に担当していたが、今回エリアを分け、より密度の濃い対応をめざす。

 開設から半月が過ぎたが、包括支援センターの担当者は「これまでよりもアクセスしやすい場所で日々の来所者が増えた印象。ひとり暮らしや高齢夫婦の家庭が増える中、相談内容も多岐にわたり、件数も増えている。障がい者支援センターと連携することにより、よりきめ細かな支援が可能になると思う。気軽に相談に来てほしい」と話す。

 市障がい福祉課担当者は、「高齢で障害がある方も多く、2施設連携でより安心して相談できるのでは。今後は2階のスペースを利用した介護予防教室なども実施していきたい」と話した。

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