街道を灯す絵とうろう（過去の様子）
夏山シーズンを迎えた大山で、「２０１９光の競演〜大山絵とうろうまつり」（主催／大山観光振興会・大山観光電鉄（株））が、明日８月10日（土）から15日（木）まで開催される。期間中は、大小さまざまな絵とうろうが街道沿いに並び、光の回廊を演出する。
江戸時代、大山登山は夏山開きの22日間（７月27日から８月17日）のみ許され、夜の街道では、常夜灯が大山詣りの人々の道しるべになっていた。これにちなみ、大山の商店が店先でとうろうを飾ったのがきっかけで、２００６年に大山観光振興会がまつりを開催。現在は、同会や大山観光電鉄などの有志８人で組織する、大山観光振興会絵とうろう委員会（小川恵巳委員長）がイベントを主導している。
期間中大山へ向かう大山新道から大山阿夫利神社下社までの３Kmの街道沿いには、高さ１４０cmほどの大きな絵とうろう約80基、行灯型約３００基、地元の店舗や旅館、小中学生の手作り牛乳パックとうろう約１０００基などが並び、大山への観光客を迎える。
プレミアム夜景
大山ケーブルブルカーが午後８時30分まで夜間運転を実施。２０１５年にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで２つ星を獲得した眺望が「プレミアム夜景」として楽しめる。小川委員長は「夏山シーズンの賑わいを取り戻そうと始まり、おかげさまで定着してきた。夕涼みがてら、普段と違った大山に是非お越しください」と話す。
会場までのアクセスは、小田急線伊勢原駅北口より、バス４番乗り場「大山ケーブル」行きに乗車。また期間中、大山小学校の校庭と市営第二駐車場が無料開放される（午後５時半〜９時）。問い合わせは同委員会【携帯電話】０９０・２３２２・６５９９へ。
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