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圏央道 厚木PAスマートIC開通 小林市長「地元に感謝」

経済

公開:2020年10月2日

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関係者らによるテープカットとくす玉開披
関係者らによるテープカットとくす玉開披

 厚木市と中日本高速道路株式会社東京支社(中井俊雄支社長/東京都港区)が共同で整備を進めていた「厚木PAスマートインターチェンジ」が完成し、9月26日の開通前に関係者らが出席して式典が行われた。

 新たに開通したのは、首都圏中央連絡自動車道(C4圏央道)の厚木パーキングエリア(PA)に接続する「厚木PAスマートインターチェンジ」。同パーキングエリアを経由して直接圏央道の本線に出入りできる県内初のスマートインターチェンジとして誕生した。

関係者ら40人が祝う

 26日午後2時の供用開始を前に、午前10時から開通記念式典が開催された。小林常良厚木市長、中井支社長のほか、寺岡まゆみ厚木市議会議長、地元選出の国会議員、県議会議員、市議会議員、厚木市・座間市の商工関係者、工事関係者ら約40人が出席した。

 密を防ぐために座席の空間を確保し、飛沫防止のアクリル板を設置した演台に立った小林市長は、「10年前に計画が始まり、ようやく今日開通できた。これも関係者や地元の皆様の協力があってこそ。今後、各地区でこのスマートインターチェンジを核とした経済活動が進むよう、契機としていきたい」とあいさつした。

 参列者らはその後、小雨が舞うなか、くす玉の開披やテープカットを行い、開通を祝った。

広域アクセス向上に期待

 厚木市は、同支社と共同で、同自動車道の有効活用や物流の効率化による地域経済の活性化を目的に、2014年から事業に着手。同年国土交通省の連結許可を取得し、18年から同PA(同市関口および山際)の工事を進め、20年度上半期の供用開始を目指してきた。

 今回の開通により、【1】広域アクセス性の向上【2】上依知・猿ヶ島地区、座間市からのアクセス性の向上【3】スマートIC周辺等の企業誘致の促進【4】座間市の開発計画の促進【5】依知南地区住民の厚木秦野道路乗入れ確保による利用増進【6】救命救急センターへの速達性の強化【7】産業の推進(ロボット産業特区への支援)などが期待されている。

 スマートインターチェンジは、ETC(自動料金支払いシステム)を搭載する車が24時間利用できる。厚木PAスマートICは、圏央道の圏央厚木IC〜相模原愛川IC間(圏央厚木ICから約1・1Km、相模原愛川ICから約4・1Km)に位置。全方向に利用が可能(内回り・外回りともに出入可能)となっている。

あいさつする小林市長
あいさつする小林市長

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