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使命感胸に新たなスタート AYU総合法律事務所 弁護士 白鳥 佑記さん（36）
１月８日（金）、厚木市中町に「ＡＹＵ総合法律事務所」を開所する。「地域に根差した法律事務所をめざしたい」との想いから、事務所名に地元・厚木の名産「鮎」を入れた。弁護士への相談は敷居が高いと感じてしまうかもしれないが、「一人として同じ相談はない。インターネットで調べても得られないような、かゆいところに手が届くサービスを提供していきたい」と柔和な表情ながらも力強く語る。特に「和解」で解決することを重視しており「地域で困っている方たちを救えるよう尽力していきたい」と前を向く。
小鮎小・中、厚高卒。高３のときに弁護士への夢を抱き、明治大学法学部へ進学。28歳で司法試験に合格し、縁あって厚木の法律事務所へ就職した。第一に考えているのは「弁護士への相談を身近に感じてもらい、満足していただくこと」。身近に感じてもらう一歩として昨年11月、厚木小学校で行われたキャリアアップ講演会に参加した。「子どもたちから、『弁護士に対する見方が変わった』と言ってもらえて嬉しかったですね」とにっこり。「地域のために」―使命感をもって新たなスタートを切る。
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