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3市町村医師会 コロナ対策で県に要望書 医療体制の充実求める

社会

公開:2021年1月29日

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(写真左から)小野澤町長、小林市長、黒岩知事、岩澤村長、馬嶋会長
(写真左から)小野澤町長、小林市長、黒岩知事、岩澤村長、馬嶋会長

 厚木市、愛川町、清川村、厚木医師会は1月21日、拡大する新型コロナウイルス感染症対策の充実を求め、神奈川県に要望書を提出した。

 これまでも3市町村と厚木医師会は連携して事業を進めてきた。新型コロナが拡大し、病床のひっ迫、医療機関の財政悪化、クラスター対策の変更など多くの問題を抱えるなか、危機的状況を打破するために県への要望書提出を決めた。

 当日は小林常良厚木市長、小野澤豊愛川町長、岩澤吉美清川村長、馬嶋順子厚木医師会会長が神奈川県庁で黒岩祐治知事に要望書を手渡した。要望書では、【1】重症患者の受け入れについての抜本的な強化、公立等医療機関への病床確保要請など自宅療養者への早急な対応、【2】現場の医療従事者への十分な対価措置、【3】福祉施設でのクラスター発生の際の対応、【4】市町村との情報共有、【5】宿泊療養施設の稼働率を高めることなどを求めた。小林市長は「県央地域は横浜と川崎に次いで陽性者が多く、医療や救急搬送の現場はひっ迫している。地域医療の崩壊が迫っている状況を肌で感じ、危機感を持って要望書を提出した。住民の皆さんの命を守るためには、医療体制の維持は急務。病床の確保や重症患者の受け入れ態勢の整備など、早急な対策をお願いしたい」とコメント。受け取った黒岩知事は「地域総力戦で対応する必要があり、コロナ受け入れ病院以外への要請なども行いながら、病床確保に取り組んでいる。医療従事者への特殊手当などについても、全国知事会などを通じて要望している」と話した。

増やさない行動を

 拡大する新型コロナについて、馬嶋会長は「新型コロナ感染症が発生し約1年が経とうとしています。医療関係者だけでなく行政の方々、救急隊の方々など多くの人が、感染した場合でも安心して過ごすことができるようさまざまな努力をしています」と話すと、「みなさまには、マスク手洗いの励行、三密を避ける、会食は控えるなど感染者を増やさない行動をお願い致します」と呼びかけた。

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