神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

タウンレポート プログラミングの楽しさ実感 中津第二小でサマーゼミ

教育

公開:2021年8月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
プログラミングでロボットを動かす参加者ら
プログラミングでロボットを動かす参加者ら

 愛川町立中津第二小学校で7月26日と27日、小学校の教員を対象に「プログラミング&GIGAスキルアップサマーゼミ」が開催された。2020年度から必修化されたプログラミング教育の理解を深めるためのもので、先行的モデル校として取り組んできた同校の教員が講師を務めた。

 このスキルアップサマーゼミでは、プログラミング教育講座が4種類、iPadの純正アプリ講座が5種類、Googleの活用講座が2種類で全11講座が行われ、2日間で延べ135人が参加した。

 26日に行われたプログラミング教育の「MINDSTORMSで遊ぶ」では、タブレット端末にあらかじめ動作のプログラムを入力し、ロボットを動かして課題のクリアに挑戦。迷路の課題では、参加者たちは「前進して障害物に当たったら回転」「黒い線を感知したら止まる」などのプログラムを入力。予想外の動きを少しづつ修正してゴールを目指した。

 参加した教員からは「自分の学校でも2学期から活かせる」「ゴールできると嬉しい」など、プログラミング教育の楽しさを体感していた。

 コンピュータを思い通りに動かすだけでなく、物事を実現するために必要な動作や順序を論理的に考えられるようになる「プログラミング的思考」を身に付けるためのプログラミング教育。一人1台のタブレットPC配備など環境整備が進んでいるが、活用については学校によって差があるケースもあるという。

 同校では、20年度の必修化前から町の先行的モデル校として、研修会や神奈川工科大学の教授を招いた講座などを実施してきた。今回のサマーゼミでも、同校の教員がそれぞれの得意な内容で講師を務めた。

 同校の佐野昌美校長は「愛川町の小学校ではiPadとGoogleの機能を活用して学び方改革と働き方改革に取り組んでいます。研修会には意欲ある先生がたくさん集まりました。二学期以降に愛川町の学校現場でデジタルトランスフォーメーションが加速していく手ごたえを感じています」と話す。

 愛川町教育委員会では「先行的に取り組んできた中津第二小学校のノウハウが、先生たちに伝わり、子ども達に還元されていってくれたら」と話す。

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

夫婦でベビマ講座

10組限定

夫婦でベビマ講座

あつぎ市民交流プラザ

5月17日

児童と園児畑仕事に汗

児童と園児畑仕事に汗

上荻野小と子中保育園

5月17日

愛川産イチゴを活用

愛川産イチゴを活用

アロマウォーターづくり

5月17日

無差別級で日本一

アームレスリング

無差別級で日本一

愛川町の小出さん

5月17日

稽古場開設10周年祝う

日舞・千波さん

稽古場開設10周年祝う

関係者が舞など披露

5月17日

愛川の野鳥写真で紹介

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

東名厚木病院

厚木市船子232 046-229-1771

https://www.tomei.or.jp/hospital/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 5月10日0:00更新

  • 5月3日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook