神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

荻野運動公園 来園者1千万人を達成 開園から32年で大台に

社会

公開:2021年11月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
1千万人目の来園者となった中村さん親子と祝福する小林市長(中央右)、あゆコロちゃん
1千万人目の来園者となった中村さん親子と祝福する小林市長(中央右)、あゆコロちゃん

 荻野運動公園(厚木市中荻野)の来園者が1千万人を達成し11月14日、競技場前で記念セレモニーが行われた。開園から32年をかけて1千万人の大台に到達した。

 記念すべき1千万人の来園者は厚木市鳶尾に在住の中村健志郎さん。この日、中村さんは子ども2人を連れて遊びに来たという。「1千万人目です」と声を掛けられて驚いたと言い、「自宅が近いので休日によく利用している。すべり台などの遊具があって、子どもと楽しめるのが良い」と話した。セレモニーでは、認定書、花束、記念品が送られた。来園者1千万人を祝福した小林常良市長は「開園以来、多くの方にお越し頂き、利用された皆さまそれぞれに思い出がある場所だと思う」と話すと、「健康に過ごすためには体を動かすことがとても大切。これからも安心安全に利用でき、来場された方が素晴しい時間を過ごしていただけるようにしていきたい」と抱負を述べた。

「荻運があるから」

 同園は1989年に開園。競技場、体育館、プール、テニスコート、多目的広場、野草園が園内にあり、厚木市民のスポーツ・レクリエーションの拠点として長く親しまれてきた。

 近年の来園者数は年間約40万人程度。同園では、「前年度に1千万人達成のセレモニーができるのでは」と予測していたが、新型コロナウイルス感染症が流行すると来園者数は足踏み状態に。大会やイベントが中止になったことが大きく、昨年の来園者数は約23万人と半数ほどになってしまった。その後はコロナの流行を気にかけながら、「いつになるか」と冷や冷やしながら1千万人の達成を待ったという。

 高橋克典所長は1千万人達成について、「開園から32年が経っていることもあり、改めて1千万人と聞くと凄い数字だなと思う。毎年コンスタントに何十万人と来園して頂いている中で、施設が継続できていることを思うととても感慨深い。この場面に立ち合えて嬉しい」と話す。そして、「『荻野運動公園があるから厚木が好き』と言ってもらえるような、より皆さんから親しんでもらえる公園をめざしていきたい」と話した。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

生物多様性の回復へ

厚木市

生物多様性の回復へ

自然再興へ県内初宣言

5月3日

地域とつながる新施設

神奈川工科大学

地域とつながる新施設

KAIT TOWN竣工

5月3日

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook