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キーウで描かれた大作 アミューあつぎで公開

文化

公開:2022年6月24日

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企画に携わった渡邊さん(右)と小林市長(21日)
企画に携わった渡邊さん(右)と小林市長(21日)

 ウクライナの子どもが布に描いた「平和の絆」が、6月19日からアミューあつぎ8階で展示されている。ピカソがスペイン内戦での無差別爆撃を描写した「ゲルニカ」と同じサイズの高さ3・5m、横7・8mで、東日本大震災の復興支援や平和への願いが込められている。

 作品が描かれたのは5年ほど前。国際的なアートプロジェクト「キッズゲルニカ」の一環として、同国と交流のあった渡邊実さん(65)らが現地に働きかけ、30人ほどの子どもが首都キーウの学校で絵筆を握った。「絆」の字や地球、日本の桜やウクライナのヒマワリ、原発事故の風景、「世界の調和を守ろう」などの言葉もある。作品はこれまで広島や長崎などで展示され、厚木市では高田浩市議が関係者と調整し開催に至った。

 制作当時を知る渡邊さんは「みんな屈託のなく明るい子ばかりだった。高校生は成人して戦場に行っている可能性もある。子どもを思うといたたまれない」と語った。ロシア侵攻後、子どもたちの安否に関する情報は入ってこないという。

 厚木市はウクライナ避難民支援の一環で市営住宅などの提供や就労支援などを打ち出しており、「ゲルニカ」と同じ大きさの絵画を19歳以下の市民を募って描くプロジェクトも検討している。

 アミューでの展示は6月26日までと、7月2日・3日の午前9時から午後6時まで。

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