神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

宮ヶ瀬ダム ナイト放流3年ぶり開催 愛川町 観光資源復活に期待

社会

公開:2022年8月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
ライトアップされたダム(写真は過去)
ライトアップされたダム(写真は過去)

 ライトアップされた幻想的な雰囲気の中、宮ヶ瀬ダムのダイナミックな放流が楽しめる「宮ヶ瀬ダムナイト放流」が3年ぶりに行われる。全国的にも珍しい夜間の観光放流で、愛川町では参加者を募集している。

 今年は10月29日(土)、午後5時から8時に行われる。当日はダムマニアをゲストに迎えたトークショーや音楽演奏、ダンスなどステージイベントのほか、フィナーレには約800発の花火の打ち上げも予定されている。

 宮ヶ瀬ダムの観光放流は、通常昼間に行われている。放水管から毎秒30立方メートルの水が流れ高低差70メートルの人口瀑布は人気の観光イベントとなっている。

 この観光放流を夜間に行いダムをライトアップするイベントは、新たな観光資源としての可能性を調査するため相模川水系広域ダム管理事務所と宮ヶ瀬ダム周辺振興財団の協力を得て2016年に愛川町が試験的に実施した。当時、町民限定とし160人が参加し後に行われたアンケート結果では好評を得た。

 そこで町は本格実施を決定。翌年の17年は定員500人に対し、近隣地域以外に東京や埼玉、群馬、静岡など関東近郊から800人以上の申し込みがあり、町は定員を増やし対応した。その後も注目度は増し、18年は800人の募集に対し2700人、19年は1000人の募集に対し3900人の応募があるなどナイト放流は観光イベントとして定着していった。

 しかし新型コロナウイルス感染症拡大の影響で20年、21年は中止にした。町の担当者は「新型コロナ感染症対策で椅子席などの数に限りがありますがご理解お願いします。安全に楽しんでいただくための協力をお願いします」と話している。

 放流1回目は午後7時から、2回目は7時45分からで各回6分間。募集人数は1000人(応募多数の場合は抽選)。参加費は高校生以上1000円(中学生以下は無料)。集合場所は県立あいかわ公園北駐車場。町HP、往復はがきで参加申し込みを受け付けている。締め切りは9月9日(金)。詳細は、町HPか町商工観光課へ。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

生物多様性の回復へ

厚木市

生物多様性の回復へ

自然再興へ県内初宣言

5月3日

地域とつながる新施設

神奈川工科大学

地域とつながる新施設

KAIT TOWN竣工

5月3日

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook