横須賀版 掲載号:2019年1月11日号 エリアトップへ

「国内全駅乗降制覇者」として田浦鉄道フェスタで講演を行う 佐藤 孝之さん 平作在住 47歳

掲載号:2019年1月11日号

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まだ見ぬ場所への高揚感

 ○…全国のJR線、私鉄の全9734駅への乗降を足かけ10年で達成。現在も新たな駅が誕生するたびに現地へ赴き、全国的にも数少ない全駅制覇者の称号を維持し続けている。今週末の「田浦鉄道フェスタ」では、駅巡りを始めたきっかけや楽しむコツといった”オタク道”を伝授し、仲間の輪を広げる。「旅の醍醐味はまだ見ぬ場所へ行くワクワク感。ローカル線ならではの魅力を分かり合えるファンが増えれば」と話す。

 ○…平作で生まれ育つ。ブルートレインブームを背景に小学3年生の時、同級生に付き添って上野駅まで写真を撮りに行って以来鉄道の虜に。始めは車両のヘッドマークを写真に撮り納める”撮り鉄”としてのめり込んだ。中学校に入ると図書室で出会った鉄道旅行記に刺激を受け、”乗り鉄”へと転向。卒業前にはフリーパス「周遊きっぷ」を使って北海道まで一人旅を満喫した。就職を機に一旦は鉄道熱が落ち着いたが、JR線全駅の乗降を著した本と出会ったことで「自分でも出来る」と再燃。乗車からさらに各駅に立ち寄って周辺を観光する”降り鉄”へと進化を遂げていった。「ローカル線の知らない駅はふらっと降りることで感動的な風景や街並みに気づけることがよくある。一つとして同じ駅はない」と力を込める。

 ○…現在は市役所で情報システムの運用に携わる。私生活では鉄道への理解、”鉄分”があると評する妻と旅行するなど、ライフワークの軸は変わらない。一方で人口減や他の交通網発達の影響から廃線が増えていることを危惧する。「どんな駅でも味わいはある。もっと多くの人に乗り降りして楽しんでもらい、結果的に廃線の危機を救うことに繋がってほしい」。今でも気持ちは鉄道少年のままだ。

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