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女流義太夫の三味線方、3月7日に市内で演奏会を開く 鶴澤 津賀花(つがはな)さん 大津町在住 

掲載号:2020年2月28日号

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心が動く一撥(ばち)を

 ○…文楽や歌舞伎でおなじみの義太夫節を、女性だけで演奏する「女流義太夫」。明治から大正にかけて一大ブームが巻き起こり、「追っかけ」の語源にもなったと言われる。時代は変わり、伝統芸能に触れる機会の少なくなった現代。義太夫節の人間国宝で師匠の竹本駒之助さんを招き、横須賀で初めての演奏会を主催する。

 ○…「女流義太夫は人形や役者を伴わない「素浄瑠璃」で演奏するので、より深い人物、情景描写が必要」と魅力を語る。幼い頃からピアノを続け、都内の音大音楽学学科へ。西洋から日本の雅楽や長唄、三線まで各地の民族音楽を聴き込んだ。アルバイトしていた劇場で文楽に出会い「すごい迫力で、一気に”ハマって”しまった」。その勢いで義太夫教室に通い、大学を卒業してすぐに「プロを目指してみよう」と意を決めた。手にしたのは太棹の三味線。深く重みのある音色が描く表情の豊かさにのめり込んだ。

 ○…20代半ばに結婚し出産。横須賀に居を移した。子育てをしながら舞台に上がり、練習を続けた。撥(ばち)を持つ右手小指には大きなタコが。師匠には『時間がないときほど勉強できる』と言われた。「今思えばその通り。どちらも必死でした」。初舞台から20年、自分の芸を極めるために突っ走ってきた。

 ○…子どもが成人し、ふと目を向けたのは地元のこと。市内の音楽イベントに参加するなど、地元での活動を広げている。今回の演奏会は、邦楽との良い出会いの場として、多くの人に「至芸」と言われる人間国宝の語りを体感してもらいたい―という溢れんばかりの熱意を形にしたもの。師匠から選んでもらった「花」の名前と共に、舞台でその想いを大きく咲かせていく。
 

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