〜停滞から飛躍へ【1】〜 悪い変化より着実な第一歩を 大野しんいち
チェンジを掲げて加藤市政が登場したのは3年前、「小田原が変わる。」多くの人が彼の若さと実行力に期待をした。「小田原が救われる。」政治基盤の異なる私にさえ、そう思えたほど新鮮なデビューであった。
しかし、時間が経つにつれ、加藤市政は迷走し、マニフェストは反故にされ、その場しのぎの言動が目立ち、市民会館建設問題をはじめ、教育、病院、農政など数多くの不祥事、ヒルトン騒動など、目を覆うような変化が進行している。
「当選してしまえば。」…かつてこの国を席捲していた「選挙公約のから手形」という悪しき風習が見事に復活したようである。「マニフェストは、市民との契約である。」という考えがようやく根付き、大きく育てていく大事な時に、こうした状況が生まれたのは、同じ政治に携わる者として残念としか言いようがない。
当時、市民会館問題は、選挙の最大の争点であったと記憶している。その争いに勝った加藤市長は自らの主張をいとも簡単にあっさりと投げ捨てたのである。まるで汚れた衣を脱ぎ捨てるように。
市民の選挙による加藤市政に対する付託は何であったのだろうか。もう一度真剣に考えなければならない。元来、最大の争点であった公約を反故にするというのであれば職を辞して、再付託を受けなければ変更できない。これが毅然とした政治姿勢というものではないだろうか。
政治や行政の回答は、ペーパーテストと違って、ただ一つの回答が正しいということはない。多くは、幾通りもの選択肢があり、その中でたった一つしか実行できない。為政者は、たった一つを選択する勇気を持たなければならない。
選択の基準はただ一つ、「将来、地域の、市民のために役に立つ。」そう確信して決断するのである。為政者に時代を見る目がなければならないといわれるのはこのためである。私はそう考えている。
小田原を停滞から飛躍へ導くために今こそ、モラルなど守るべきものをしっかりと守り、そして、着実に第一歩を踏み出した市政を行わなければならない。
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