神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2014年11月27日 エリアトップへ

大津スイミング プールの水で災害に備え 港南消防署と覚書締結

社会

公開:2014年11月27日

  • LINE
  • hatena
覚書を締結した大津社長(右から2人目)と松田署長(同3人目)
覚書を締結した大津社長(右から2人目)と松田署長(同3人目)

 大規模地震などの発生時に備え、(株)大津スイミング企画(大津政美代表取締役社長)は11月10日、港南消防署(松田康博署長)との間で協力関係を結ぶ覚書を締結した。スイミングクラブのプール用水などを消火活動に使用するためのもので、同様の覚書は港南区内2例目となる。

 同社のスイミングクラブがある下永谷地区は、河川があるものの夏場には水不足となる場合があるほか、震災時にはがれきなどで取水できないおそれもある。そのため「プールの水が使えれば、安定的な取水が期待できる」と港南消防署芹が谷消防出張所の近藤敬出張所長は今回の覚書のねらいを話す。また、一般的な防火水槽の容量が約40㎥であるのに対し、大津スイミングクラブのプールには約320㎥の豊富な水がある。

 締結式で松田署長は「水は消火活動の支え。消防団とも連携して、より訓練に励みたい」とあいさつ。また当日、実際にプールの水を使った放水訓練も実施した=写真左。下永谷連合町内会の武田信雄会長は「地域としてはまず火を出さないことが大事だが、いざという時の安心としてありがたい」と話していた。

 大津社長は、港南消防団の団長も務めており、「地域のために協力できることはできる限り取り組んでいきたい」と語り、「同業者にも声をかけ、協力を広めていければ」と話していた。
 

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

港南区・栄区版のトップニュース最新6

平久井・齋藤ペア 日本代表に

杉浦紀子バトンスタジオ

平久井・齋藤ペア 日本代表に

選考会で実力発揮

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

栄区、50年後に半減

横浜市人口推計

栄区、50年後に半減

港南区は4割減少

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

67地点で上昇

港南・栄区公示地価

67地点で上昇

宅地最高値は大久保1丁目

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook