藤棚地区センターの開館20周年を記念して、このほど、同センターのキャラクター「ふじこちゃん・ふじおくん」が誕生した。制作した西区久保町在住のイラストレーター・鈴木太郎さん(75)は「2人を通して地区センターや地域のことをより知ってもらえれば」と話す。
6月25日の同地区センターで行われる藤棚まつりでは、キャラクターの塗り絵も体験できる。
色違いのベレー帽に髪飾りとネクタイに見立てた藤棚町のシンボル・藤の花をあしらった女の子と男の子が楽しそうに踊っている。藤棚地区センターから開館20周年を記念したキャラクター制作を依頼された鈴木さんがデザインして描いたものだ。「ベレー帽と体の動きで地区センターのイメージであるスポーツと文化を表しました」と話す。
元々は男の子のキャラクターだけの予定だったが、男女それぞれの施設利用者がいることを考慮し、鈴木さんが男女ペアのキャラクターを考案。名前は同地区センター利用者による投票で「ふじこちゃん」と「ふじおくん」に決まった。
鈴木さんは日刊紙やスポーツ紙などで長年一コママンガなどを描き続けてきた。地元在住で広報よこはま西区版掲載の風景や歴史を紹介する『てくてくスケッチ』を約4年前から手がけていたこともあり、今回制作を一任された。「大変光栄。藤棚地区センターを多くの人に知ってもらう一助になれば」と話した。
同地区センターでは「施設と同様に可愛がってもらえれば」とキャラクター誕生を喜んでいた。
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