『せいじのみかた』Q&A VOL. 30 知事や市長より早く漁具漁網廃棄物を視察 神奈川県議会議員 飯田満(神奈川維新の会)
Q・東日本大震災の影響で発生した岩手県の漁網の処理を神奈川県で受入れるようですが、今度は大丈夫なのでしょうか?
A・県産業廃棄物処理施設のある横須賀市芦名周辺の大楠連合町内会、地元住民の理解がどうしても必要不可欠です。
昨年、震災廃棄物の焼却灰埋立処理を巡っては、放射線流出などを心配する住民側が反対運動をお越し、地元町会の理解が得られず黒岩知事が受入を断念する一幕がありました。
今回、岩手県災害廃棄物処理詳細計画が改定され、定置網漁業が盛んな九戸群洋野町の漁具・漁網(約1600トン)の処理に見通しがたたず、当県に広域処理要請があったものです。
私は、10月17日、県知事や横須賀市長より先に、岩手県・洋野町を訪れ、漁網仮置き場の現地視察と災害廃棄物処理の現状について説明を受けてきました。
野積みされた漁網類は運搬するにも、ワイヤーや鉄重り、一部鉛など仕分けし、漁網は細断する必要があります。広域処理が遅れると東北地方は本格的な冬となり、漁網の細断処理や運搬、処理までに更なる時間を要します。
政府方針でもある平成26年3月末までの処理が厳しくなることから一日も早い受入に、地元の理解を得られる努力を急がなければなりません。
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5月3日
4月26日