『せいじのみかた』Q&A VOL. 33 緊急経済対策補正、財政空白をつくらない 神奈川県議会議員 飯田満(神奈川維新の会)
Q・政府の緊急経済対策に関する補正予算は、神奈川県にどんな影響があるの。
A・国の平成24年度補正予算に盛り込まれた緊急経済対策は、経済再生に対する財政支出として約10兆3千億円、そして、政策金融などを含めた事業規模は約20兆2千億円という最大規模となったことから、まだ皆様も記憶に新しいと思います。
神奈川県にもたらす影響ですが、平成25年度当初予算の中で実施予定の道路整備事業や河川改修事業、交通安全対策などの社会基盤整備や劣化対策に280億5千万円が計上され、先月26日に県議会で成立しました。
今回の補正予算の特徴として、公共事業や福祉サービスを自治体が新規に考えて実施するものではありません。来年度予算の成立を待って事業の入札、契約等をおこなう例年の手法を用いると、6・7月になり、その間に空白が生じてしまいます。従って補正対応することで事業の前倒し実施ができ、財政出動の空白を作らない経済対策のテクニカルな手法で経済効果を発生させるのが狙いなのです。
私は、採決前の討論に登壇し、県経済及び我が国の経済対策として、本補正予算の趣旨を鑑み早期に事業化を図ることを強く要望して、賛成の態度表明をしました。
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5月3日
4月26日