市政報告 「平和のための原爆展」に込められた平和への思い 川崎市議会議員 石川けんじ
宮前区役所・市民ギャラリーで7月に行われた「平和のための原爆展」には、原爆被害の写真とともに、小さなお子さんから戦争経験者まで多くの市民の出展作品がありました。その中で、修学旅行の体験からみんなで考えたという市立菅生中学校の「平和宣言」は胸を強く打ちました。「宣言」の抜粋を紹介します。
「戦後70年という節目の時に、私たちは広島を訪れる機会を得ました。70年前の8月6日当時の広島の方々は戦争中、家族とともに精一杯生きていたはずです。それが、たった1発の原子爆弾ですべてが破壊されてしまいました」「ここ広島に来る前に学校で『原爆の絵』を学習してきました。原爆から生き抜いた方々が広島の惨状を描かれるのはとても辛かったに違いありません。そのような一枚一枚の絵から私たちが二度と戦争という愚かな行いをしてはならない、という強いメッセージを受け取ることができました」「日本人の残してきた大切なもの、そして、世界で唯一の被爆国として広島が世界に発信しているものに触れ、この平和がもっともっと続くためには…と考えを深めていこうと思います」
菅生中学校の皆さんの素直な思いにコメントはいらないと思います。また、会場にはこんな感想文も寄せられていました。
「戦争で実際にどんな恐ろしいことがあったのか知りませんでした。今回被爆した人の写真や絵を見て、本当にこんな怖いことがあったのかと思いました。三輪車に乗ったままやお弁当箱を抱えたまま黒こげになった子どもを観た親はどう思ったのかを考えると戦争は絶対にしてはならないと思いました。中学2年生」
平和展に展示された原爆の実態やいろいろな人たちの平和のメッセージが若い人たちの心に届いていることを実感しました。「戦争は絶対にダメ」これがみんなの思いです。その思いに応えるためには、「戦争が出来る国」ではなく「戦争をしない国」であり続けるべきと思います。
日本共産党川崎市議会議員(宮前区) 石川けんじ
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4月26日
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