『せいじのみかた』VOL.62 企画・制作/維新の党 県民に借金のツケ、断じて許さぬ! 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
今月10日、神奈川県議会では、平成26年度に県民の皆さんや県内企業の方々が納めた県税(一般会計等)の使途を審査する決算審査特別委員会の採決がおこなわれ、賛成多数で認定されました。
一般会計では、歳入から歳出を引き、更に翌年度に繰越すべき財源を引いた実質収支額は、75億4700万円となり、2年連続の単年度黒字となっています。しかし、県の財政事情は厳しいことに変わりありません。
今年度は、この平成26年度からの繰越し財源を活用して辛うじて収支均衡を図っていますが、実質的には当該年度の歳入で歳出を賄いきれていない状況にあり、綱渡り財政で県行政が運営されているのです。
更に深刻な問題として、県独自の借金、県債残高を減少させる努力をしていますが、国は、地方交付税の一部を財源不足を理由に減らし、その代替措置として強制的に借金をさせる臨時財政対策債を押し付けてきています。
即ち、本来なら国の税金で賄うものを県民に借金を負わせる手法です。
私の持論は、国に財源を頼らない自立した地方自治を確立させる事です。その証の一つである不交付団体を目指すべきだとして、税財政制度の見直しは必須と考えています。引き続き、地方議会から国に働きかけ、県議会の中でも、しっかり議論をしてまいります。
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5月3日
4月26日