『せいじのみかた』VOL.79 学校施設の危険物処理飯田提案の「前倒し」受け入れる 神奈川県議会議員 飯田満
予算委員会で教育施設及び県施設に保管されているPCB廃棄物処理について論戦。今号では教育委員会との議論を紹介します。
〈飯田〉高濃度PCB廃棄物の処理は、廃棄物処理法に基づき高い基準が示されている。県立学校等で保管しているPCB廃棄物の流出、漏洩に対する調査は定期的に実施しているのか。
〈教育施設課長〉廃棄物処理法に基づき、校舎外の専用倉庫に保管し、生徒の安全に配慮し適切に保管している。漏洩調査等は、毎年度、定期的に実施している。
〈飯田〉特措法では、保管PCBを毎年届ける必要がある。裏を返せば危険物質ということだ。保管調査は、誰がどのような方法で実施しているのか。
〈教育施設課長〉各県立学校では、学校長が調査、管理し、不具合はないか確認している。
〈飯田〉来年度からPCB処理が本格実施される。早い段階で安定器などPCBを処理して行く必要がある。教育施設に危険物が存在してはならない。平成35年3月末が法で定められた処理期限だが、前倒しで処理すべきと考えるが教育長の見解は。
〈桐谷教育長〉教育施設でもあり、一日も早く処分をしたい。環境農政局の年度別処分見込計画の範囲の中で、教育委員会として、法が定める処理期限を待つことなく、前倒しして処分をして行きたい。
(次号は黒岩知事と論戦)
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4月26日
4月19日