あす31日から行われる町田市議会9月定例会から新議場が使用される。新たなシステムの導入のほか、子ども連れでも傍聴できるようになり、市議会の審議内容がより分かりやすくなる。
新庁舎への移転のため、新しくなった新議場では、審議内容をより分かりやすくするために本会議での電子表決システムや常任・特別委員会のインターネット中継が導入された。
これまで表決は議員の起立で決めていたが、これからは各議員が賛成・反対のボタンを押すことで表決される。各議員の表決の内容は議場内のモニターでも確認できる。また市議会ホームページや市議会だよりにも公開される。
インターネットでの議会中継はこれまでにも行ってきたが、常任・特別委員会での中継は初めて導入される。これにより本会議で表決されるまでの議案の審議内容がより透明になり、議員・会派の考え方などを市民が理解しやすくなる。委員会のインターネット中継は都内初の導入。
ほかにも市議会傍聴をよりしやすくするために、子どもと一緒に傍聴できる「親子傍聴室」を導入し、また議場横にエレベーターを設置し、車いす利用者などにも傍聴しやすい環境を作った。
9月定例会は31日から10月5日(金)までの会期で開かれる。一般質問は9月5日(水)から12日(水)までの5日間。常任委員会は13日(木)から。主な議案は、現在13ある市民センターの名称を有する機能で市民センターとコミュニティーセンターに変更する条例改正や忠生地区に市内で4番目となる子どもセンター建設のための工事請負契約、小中学校用パソコン購入など18議案が上程される。
補正予算は一般・特別会計合わせて約52億円。内訳は創業支援・企業誘致などに5千6百万円、不活化ポリオワクチンへの移行のために1億6千万、第二次野津田公園整備基本計画策定事業に9百万円。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|