市民文学館ことばらんど 「まほろ町」展示中 三浦しをん原作のドラマ放送を記念
町田出身の直木賞作家・三浦しをん氏の『まほろ駅前番外地』のドラマ放送を記念して、町田市民文学館ことばらんど(原町田4の16の17)で企画展『まほろの〈住人十色〉展』が開催されている。
「まほろ駅前番外地」は同氏が2006年に直木賞を受賞し、その後映画化された「まほろ駅前多田便利軒」のシリーズ2作目にあたり、2013年1月11日から毎週金曜日、深夜0時12分スタートでテレビ東京系列でドラマ放送されることになった。「まほろ町」は町田をモデルにした架空の町で、同ドラマや前作の映画では町田駅周辺がロケ地として使われた。今回のイベントはそのドラマ放送を記念して企画されたもので、2013年3月31日(日)まで開催。観覧は無料。
同館1階文学サロンにはドラマの写真パネルや衣装を展示。閲覧室には小説に関する資料が展示されている。また、期間中いつでも参加できるイベントとして「まほろ検定・番外地編」を開催。検定問題で全問正解すると記念品がもらえる。
ほかに関連事業として、1月27日(日)の午後2時から三浦しをん氏と翻訳家・池田真紀子氏による特別対談が企画される。こちらは定員80人で12月22日(土)から町田市イベントダイヤル【電話】042・724・5656へ申し込みが必要。
また、2月26日(火)、3月10日(日)の午後2時から3時まで、町田駅周辺の同シリーズに登場する場所を歩く「まほろ散歩」を開催する。こちらは定員20人で申し込みは不要。
同氏は「(来場者には)町田とまほろ、現実と架空に存在する二つの町を、身近で刺激的な『場所』として発見してくれたらうれしい」とコメントしている。
企画展の問合せは同館【電話】042・739・3420へ。
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