町田の大学生が主体となり、町田駅前の商店街や店舗を巻き込んだ来場者参加型イベント「まちoneフェスティバル2014」が11月15日(土)、旧町田市役所跡地の「町田シバヒロ」で開催される。主催は桜美林大学で集客ビジネスを学ぶ学生からなる同フェスティバル学生実行委員会。
「まちoneフェスティバル」の会場となる「町田シバヒロ」は、今年5月に町田市役所本庁舎跡地(中町)を有効活用しようと整備された平地の芝生広場で、これまでに企業主体でビールやラーメンなどのイベントが行われてきた。
今回は町田市や周辺商店街の協力のもと、集客ビジネスを学ぶ桜美林大学・山口有次ゼミの学生が企画から運営まですべてを行い、町田市の地域活性化や町田駅周辺の賑わいの創出、さらに学生のビジネス教育の場となることを狙いとして活用される。
山口ゼミでは、町田の大学に通いながら町田のことをよく知らない大学生が多数いることを受け「学生や周辺住民の人々に町田を知ってもらおう」と学生による柔軟な発想で町田市の魅力を発信する。
「町田と言えば『飲食』、『学生』」
山口ゼミではこれまでも、「ゆかたdeビアガーデン」や「まちコレ」、「山崎団地活性化プロジェクト」など地域連携活動に取り組んできた。今回、「何が人を動かせるか」とゼミ生同士で何度も協議を重ねた結果、「町田と言えば飲食店と学生が多い町」と発案。そこで「食の魅力」「人の魅力」をテーマに掲げ、来場者が参加して楽しめる企画を立てた。その一つ「まちoneグルメコロシアム」は、「みんなで選ぶ町田の代表グルメ」をコンセプトに学生たちが集めたお勧めのグルメ、スイーツの中から来場者の投票で1位を決め、1位になった商品は新たな町田名産品の登録候補として表彰される。参加店舗はとうふ菜園や土方精肉店、ウエストヴィラージュ、ホームデリカTAICHIなど17店。
他に、参加店がイベント用の限定メニューを2週間各店舗で提供する「グルメウォーク」や「人の魅力」に焦点を当てた「看板店員コンテスト」、近隣大学の各サークルによる「アカペラ王者決定戦」なども企画。「ゼルビアブース」も用意。
実行委員長を務める菊地一聡さん(3年)は「飲食店への呼びかけや、新メニュー考案などの交渉が大変でしたが、たくさんの店舗に参加していただき感謝しています。初めてのイベントなので成功させて、恒例行事、年間行事になるようにしたい」と意気込む。
開催日時は11月15日(土)、午前11時〜午後4時。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|