12月に入り、早くもインフルエンザが広がりを見せている。町田市内でもインフルエンザの患者数の流行開始の基準を上回り、例年より3週間ほど早く流行が始まった。
ピークは成人式ごろか
町田市内では、インフルエンザ患者報告数が2014年第48週(11月24日〜30日)で、市内13カ所の定点医療機関で51人となり、定点数3・92と東京都の平均(3・62)を上回った。市内小学校でも12月4日までに3小学校6クラスが学級閉鎖・学年閉鎖になっている。
定点数とは週単位で報告される定点医療機関からの合計報告数を医療機関の数で割った値のことで、「1」を越えてから8週目に流行ピークが来ると予想されている。町田で「1」を超えたのは、46週(11月10日〜16日)で、今シーズンのピークは1月12日〜18日ごろと見られる。これも、都平均よりも1週早く、「成人式に影響がないといいのですが」と町田市保健所保健対策課。
全国的に流行するインフルエンザは主に「A香港型」「AH1pdm09」「B型」に大別され、今シーズンはA香港型が多く検出されている。
高齢者にはワクチンが効きにくく、肺炎など重症化する確率が高いとされる。「睡眠を十分にとり、正しい手洗いで感染予防に一層の留意を心がけ、かかったら咳エチケットやマスク着用などを忘れずに。高齢者のいる家庭ではより一層の注意を」と呼びかける。
「幼児は薬の副作用と関係なく、インフルエンザによって異常行動を起こすことが確認されています。発生後2日間は特に注意して看てあげてほしい」と同保健所。
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