町田市が地域コミュニティづくりの取組として推進している「地区協議会」。2014年5月に市内最初の地区協議会が小山地区に、2例目が玉川学園地区に設立され、このほど、3例目となる『鶴川地区協議会』が設立された。町田市では市内10カ所の設立を目指しており、今後、相原、木曽地区での設立が決まっている。
鶴川地区協議会は、同地区で活動する様々な団体、機関がひとつのテーブルに着き、地域にある課題を共有し、連携して解決に取り組んでいくことを目的に設立された。同地区内の町内会や自治会、各小中学校やPTA、大学、消防団、高齢者支援センター、社協、各商店会、青少年健全育成委員会、民生委員など30団体が参加している。同地区では昨年2月に各団体に対して説明を開始し、10月から準備を進めてきた。
設立総会が6日、鶴川市民センターで行われ、選任された高橋倫正会長は「これまで単独の団体ではなかなか解決できなかった課題や、より良い鶴川地区を創造していく活動を、様々な団体がアイデアを出し合い、互いが協力して取り組んでいく。誰もがいつまでも住み続けたいと思える鶴川地区にしていきたい」と話した。
地区協議会の利点は様々な分野の専門団体が参加すること。同協議会では、防犯・防災や高齢者支援、子どもの見守りなど、様々な分野についての情報を共有し、連携して解決できる仕組みを作っていく。
この事業には各地区に対して100万円の予算が組み込まれていて、それぞれの地区での課題解決のために、予算を利用することができる。
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