桜美林大学(常盤町/三谷高康学長)の学生が6月20日(土)、21日(日)、東日本大震災の被災地の復興状況を伝えるための展示会「私たちの見た岩手・宮城〜始動、東北〜復興から4年、もう一度考える東北」を相模女子大学(相模原市/風間誠史学長)と共同で開催する。会場は相模大野のユニコムプラザさがみはら(相模原市南区)。
桜美林大学のサービスラーニングセンターボランティア(SLC-V)は学生ボランティアとして、東日本大震災直後の2011年4月に結成。以来、被災地支援を行ってきた。現在も定期的に現地に赴き、仮設住宅に暮らす住民との交流や、農家の手伝いなど積極的な活動を継続するほか、同大チャペルで「復興支援カフェ」を開催し、支援する宮城県山元町の山元いちご農園から仕入れたイチゴを使ったスコーンやジャムなどの販売を通じて、学生らに「現地の様子」を報告している。
今年2月、町田市内で行われた「学生活動報告会」。そこで同じく被災地支援を継続している相模女子大学の「復興支援学生ボランティア委員会」の学生と出会った。対外的な発表の場を模索していたSLC-Vに相模女子大の学生が呼びかけ、共同開催に至った。「初めての共同開催で楽しみ。地域の人たちに学生ならではの視点で活動を伝えていければ」とSLC-Vリーダーの前田莉穂さん。また相模女子大の高橋里波委員長は「共通しているのは『食』での支援。東北の食の美味しさを伝えることで復興支援に繋げていきたい」と意気込む。
報告会当日は、山元いちご農園の「イチゴマカロン」や、相模女子大学が岩手県大船渡市の森下水産(株)と共同開発している「海鮮キッシュ」の試食会などが行われる。そのほか、震災当時から現在の復興状況に関する写真と映像の展示、学生同士による座談会などが開催される。午前10時〜午後6時。一般来場自由。
問合せは、桜美林大学地域・社会連携室【電話】042・797・5394へ。
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