町田市は自然豊かな北部丘陵の利用を活性化させるために、アクションプランをこのほど、発表した。自然や歴史といった地域財源の掘り起こしや、人材ネットワークの構築、幹線道路の整備など多岐にわたる内容となっている。
町田市はこれまで、「北部丘陵活性化計画」に基づき、「人と人が育む、美しく、いきいきとした町田ならではの里山を目指して」を目標に、農地のあっせんや小野路宿里山交流館を開設するなど、活性化に取り組んできた。
北部丘陵は町田駅から北に約6Km、多摩センター駅から南に約3Kmにある、約1000ヘクタールの丘陵地帯。上小山田町、下小山田町、小野路町、図師町、野津田町にかけて広がっている。鶴見川の源流域になっているほか、多摩丘陵の原風景を残す自然豊かな地域で、小山田の城址など歴史的資源も点在している。
市は、アクションプランの中で、5つの重点事業を挙げ、【1】小野路宿里山交流館のような交流・回遊の拠点の開設のほか、【2】手入れが行き届いていない山林と、自然環境を活用した取り組みをしている個人・団体とのマッチング、【3】北部丘陵内で活動している団体のネットワーク構築、【4】幹線道路・多摩都市モノレールの導入空間の確保、【5】インベントの開催や地域情報の発信といった取り組みを行っていく。
このアクションプランは2020年度までの4年間。
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