町田市が市内中小企業のものづくり、販路拡大を応援し、市内経済の活性化を目指すために創設した「町田市トライアル発注制度」。市は書類審査や専門家による意見を聴取したうえで7月28日、新規性が高く優れた利用価値のある5商品(5事業者)を2017年町田市トライアル発注認定商品として認定した。
町田市トライアル発注認定商品は販売開始から5年以内のもので、既存の商品とは別の範ちゅうに属し、または同一の範ちゅう内でも著しく異なる使用価値が認められるものが対象となる。市は同発注認定商品を「町田市名産品」や「まち☆ベジ」と併せて「まちだイチオシ」商品として市内外に対しても積極的にアピールしていくという。
今回認定された商品は、(有)光電鍍工業所「LEDオゾン濃度測定装置」、(株)インターバディ「システムデバッグ支援周辺モデル『Sy DAP model』」、(株)イズミ「Wi―Fi街だ君」、(株)静科「SHIZUKA Stillness Panel」、(株)Duco「透き通る漆シート」の5商品。これで市による認定は24件となった。
LED―は世界初となる、水銀ランプ式に代わるLED式のオゾン濃度測定装置。Sy DAP―は、システムデバックを支援する仮想検証向けのマイコン周辺モジュールのSystemCモデル群。Wi―Fi―は災害停電時でもバッテリーによる電源共有で、灯り、情報の確保を可能にする街路灯。SHIZUKA―は保育園騒音問題や高齢者の心理的ケアや安全な環境づくりにも活用できる音響調音パネル。透き通る―は日本の伝統工芸を活かした「和」の表現を実現できる漆と泊で開発したシート。
8月1日〜2020年3月31日までの認定期間中は、商品カタログの作成、配布や各種イベントブースでのPRなどを通じ、認定商品の販路開拓のための支援を行っていくという。問合せは市経済観光部産業観光課【電話】042・724・2129へ。
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