厚木版 掲載号:2017年12月8日号
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2017年度神奈川県保育賞を受賞した 相原 千恵子さん 岡田保育園在勤 57歳

「心を育てる保育」大切に

 ○…県内の児童福祉施設に保育士として多年勤務し、他の模範となる働きをした人に贈られる保育賞。賞の知らせを聞き「まさか自分がいただけるなんて。驚いたけど光栄に思います」と謙虚に微笑む。これまでも様々な賞を受賞しているが、どの賞よりも「格別な思い」がある。保育士人生38年。「心を育てる保育」をモットーに、常に子どもたちの”言葉にならない言葉”に耳を傾けてきた。

 ○…3姉妹の末っ子として生まれる。自身も3歳から保育園へ。園だと「自分の気持ちをうまく伝えられない子だった」経験から、「自分と同じ思いをさせまい」と中学で保育士を志す。専門学校を卒業後、岡田保育園に就職。同園が新設された1980年からずっと勤務している。その間、結婚、出産、介護など人生の岐路もあったが、働き続けてこられたのは「職場環境のおかげ」と感謝の気持ちを忘れない。同園では25年ほど前から「食育」に注力する。毎月、世界の料理や日本の郷土料理の給食を提供するほか、自分の食べられる量を自分で盛るバイキングを実施。「食事のおいしさを知って、幸せな気持ちになってほしい」と温かな眼差し。

 ○…22歳で結婚し、翌年長男が誕生。「『保育士の子どもはしっかりしている』と思われると思い、厳しくしつけをしてしまった」と後悔の念。逆にひと回り離れた次男には、「おおらかな気持ちで子育てできた」と振り返る。「子どもの言動やイタズラには意味がある。子どもの”しつけ糸”にはなりたくない。その子なりの育ち方を大切に”仮縫い”でね」。

 ○…現在は夫、長男夫婦、次男、義母、孫2人の8人暮らし。週末は全員そろって食事することもあり、賑やか。「やっぱり孫と遊んでいるときが幸せ」とばぁばの顔。「子どもが可愛くて仕方ない」と本当に嬉しそうに話す姿に、保育士はまさに天職。「身体が続く限り生涯、保育士」ときっぱり前を向いた。

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